女子大生の閑話草子

〜テック・デザイン・エンタメ・海外のトレンドなど〜 現代の清少納言をめざして☆

しょっちゅう、でも、ちょっぴり



しょっちゅう、でも、ちょっぴり。



これは、20世紀に最も売れたと言われる大作、プルーストの『失われた時を求めて』の第1冊 スワン家の方に出てくるワンフレーズ。




スワン父が、亡くなった奥さんのことを思う時、




"しょっちゅう、でも、ちょっぴり"だけ想う。



これを読んだだけで、わたしはぐっときて、心がいっぱいになってしまった。




愛しいので、しょっちゅう考えてしまう。


でも、ちょっと考えるだけでも、胸がいっぱいになるので、あまりたくさん、長いあいだは考えられない



甘酸っぱさ、切なさ。

少しずつ、少しずつ。




あんまりたくさんだと、感情の洪水を堰き止められないかもしれない。




ダムが決壊しないよう、やさしく、注意深く、ほんのちょっぴり。




スワン父の、愛のやさしさ。


文字を通してふれるだけでも、その無防備な愛に感動してしまう。